歯周内科治療手順
1. 位相差顕微鏡による検査
口腔内の唾液やプラーク(歯垢)などを見せて、その中にいるカビや歯周病を
おこす悪い菌の数量や運動性を観察します。その内容から今後の治療方針を決定します。
*カビ(真菌)はプラークの中に非常に多く観察されます
2.治療法の選択
位相差顕微鏡検査の結果から
◯カビ・細菌の数が異常に多い・・抗生剤投与ならびに歯石除去、プラークコントロール、カビに効く 歯磨き剤
(抗生剤はジスロマックSR、カビに効く歯磨き剤ペリオバスターNを使います)
◯カビは多いが細菌の数は少ない・・・カビに効く 歯磨き剤
(PMTCによるメインテナンスとペリオバスターNを使います)
◯カビ・細菌ともに少ない・・・・PMTCによるメインテナンスと定期検診
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ジスロマックSR
マクロライド系に属する 長期間作用型の抗生物質です。
歯周病嫌気性菌に対して、強い抗菌力を発揮する抗生物質です。
ファゴザイトデリバリーという特殊な性質により、感染局所に非常に大量に集結し、より強く、長期的(7日〜14日)に抗菌力を発揮します。
# 服用法
成人にはアジスロマイシンとして、2g(力価)を用時水で懸濁し、空腹時に1 回経口投与する。 |
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ペリオバスターN
体に安全な天然成分(植物抽出エキス)だけで作られています
口腔内へ数回プッシュしブラシでブラッシングしてください
成分
精製水・ヒノキチオール・キダチアロエエキス・ヨモギエキス・人参エキス・海藻エキス |
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